素人がウェブサイトを自作して気づいた「自分でやること」の価値
ウェブサイトを作ったり編集したりするのは、自己紹介を含む情報発信やサービス提供の機会を少しでも増やすことを期待して行いました。
しかし、その作業は決して簡単ではありませんでした。
ウェブサイトを作る場合、基本的には次のどちらかになります。
- 自力で作る
- 外注する
プロに外注すればきっと質の良いものを作ってくれることでしょう。
しかし安くなく、調べてみると安くても10万円くらいからだそうです。
(親しい友人などに専門家がいれば、格安で請け負ってくれることもあるかもしれません。)
そして私は、価格や完成度よりも優先したい理由があり、「自作すること」を選びました。
それは、シンプルに"自分で作ってみたい"という思いです。
どうやって作るのかを知りたい、どう作ればいいかを考えたい、自分でいろいろ操作してみたい。
それはまるで、子どもの頃にテレビで見たロボットに搭乗して操縦してみたい、とにかく自分でやってみたい、と思った感覚とほとんど同じです。
ウェブサイト構築・4つのハードル
1. 目的を決める
ウェブサイトを作るときに、まず考えることは「目的」。
つまり、何のために作り、ウェブサイトを作ってどうしたい(どうなりたい)のか。
私は次のようなことを考えました。
- たくさんの人に自分のことをカッコよく自己紹介したい
- サクソフォンの演奏やレッスンのサービスを提供したい
- 情報発信をして知識や技術を知ってもらいたい
ここが決まらないまま何となく作ってしまうと、どこかで作業の手が止まったり修正を繰り返したりしてしまうことになります。
2. 内容を決める
ウェブサイトには、一般的に自己紹介(会社概要)やサービスを掲載することが多いです。
私の場合は、サクソフォンの演奏依頼を受注できるようにしたいと考えました。
そのためには、料金設定などのルールを決め、その情報をわかりやすく整理してまとめることはもちろん、演奏を依頼したいと思ってもらえるための宣伝内容も戦略として考えます。
そして、オンラインで依頼の申し込みができるようにするための専用フォームを作る必要があります。
これはほんの一例で、私のウェブサイトには他にもいろいろコンテンツを用意しましたが、これらの内容を決めていくことだけでもひと苦労でした。
3. デザインを決める
全体の設計から細かい文字サイズや装飾、写真の使い方にいたるまで、どんなデザインやレイアウトにするかも難しいポイントです。
最近ではパソコンの画面でウェブサイト見るだけでなく、スマートフォンやタブレットで閲覧する機会が圧倒的に増えています。
このあたりの調整も含めて、じっくり時間をかけてデザイン案を練ることはとても大切です。(正直、Webデザインはとても苦手...。)
4. 実装方法を決める
内容やデザインが決まったら、それを「どうやって実現するのか」が最も高いハードルです。
簡易的なウェブサイトであれば、無料で直感的な操作で誰でも気軽に作れるのですが、いくつか乗り越えなければならない要件が増えてくると決して簡単ではなく、専門的な知識が必要になります。
この専門的な知識を、私はスクールなどに通わず独学で調べて学習中なのですが、あまりに専門的すぎて一筋縄ではいかない...。その学習の経過も含めてこのブログでアウトプットしていきます。
まずは、ウェブサイトがどのような仕組みで表示されているかを知るところから始まりました。 「サーバー」という専用の機械に必要なファイルをアップロードしておくことで、世界中の人がインターネット経由でアクセスして閲覧できるというのが基本的な仕組みです。
そしてアップロードするファイルは、写真や動画データだけでなく、HTMLやCSS、JavaScriptやPHPといった、専門的な言語で書かれたファイルが必要になります。(こうした言語を書かなくても実装できるツールもありますが、裏側ではすべてこういう言語で動いています)。
私たちが見ている便利で綺麗なウェブサイトは、実は専門的な文字列で書かれているファイルを、ブラウザ(SafariやChromeなどのアプリ)が解析してくれているおかげで表示されているのです。

AI時代だからこそ「自ら奏でる」意味
今回のウェブサイト構築において、これらの専門的な作業の多くを、AIに相談しながら作り上げました。
もちろん、書籍やYouTube動画でも学びました。
ちなみに、私が現在利用しているAIサービスには月額3000円前後の課金をしています。仮にウェブサイト制作を10万円で外注した場合と比べると、AIに3年弱ほど課金したのと同じ計算になります。
勉強のために買った書籍の費用や、学ぶために費やした時間も立派な「コスト」と言えます。
最近流行りの「コスパ(コストパフォーマンス)」「タイパ(タイムパフォーマンス)」の観点で言えば、自作と外注のどちらがお得なのかは微妙なところかもしれません。
しかし、それよりも私は「自分でやってみたい」という意欲を優先しました。
最近では、音楽すらもAIが作ってくれる時代になりました。その精度は本当に素晴らしいです。
一方で、自ら音を出したり演奏したりする喜びや感動は、AIには生み出せない貴重な機会です。
この記事を読んで、AIが何でもやってくれる時代だからこそ音楽やその他の趣味を始めてみようかなと考える人が一人でも多く増えてくれたら嬉しいです。


